OBOGインタビュー<山田聡司さん> | 京都学生祭典

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OBOGインタビュー<山田聡司さん>

2021/10/12(火)OTHER

今回は、第15回〜第17回で実行委員を務めた山田聡司(おかわりなめこバー)さんにインタビューしました!


実行委員1:まず出身大学・お名前・あだ名を教えてください。

山田さん:出身大学は京都産業大学・名前は山田聡司と申します。あだ名は“おかわりなめこバー”というあだ名で3年間やっていました。よろしくお願いします。

実行委員1:本日はなめこさんとお呼びしてもよろしいでしょうか。

山田さん:わかりました、問題ないです。

 

実行委員1:おかわりなめこバーというあだ名の由来を教えていただけますか。

山田さん:話すと大体3分ぐらいかかるので、だいぶ省略しますけど、出身地地元が愛知県の名古屋市なんですけど、「愛知といえば味噌やなー」って先輩が話されて、そこから味噌→味噌汁→味噌汁の具→なめこになりました。

実行委員:バーっていうのは?

 

山田さん:バーはね、俺もちょっと記憶が定かではないんだけど、確かお菓子の話になってスコーンっていうお菓子があるんですけど、バーベキュー味がうまいんですよという話をしていたら、つけてもらえました。オシャレ(な洋菓子のスコーン)の方じゃなくて(笑)。 

ジェネレーションギャップみたいなことがあるかもしれないですけどスコーンっていうお菓子があるんですけど、バーベキュー味がうまいんですよという話をしてたら・・・消したい過去です(笑)。

 

実行委員1:祭典に入ったきっかけはなんですか?

山田さん:出身大学が京都産業大学とさっき申し上げたんですけど学部が外国語学部で、中でも日本語を教える先生の勉強をしていたんですね。

日本語教師ってやつか。それのために何が必要か考えた時に留学生のプロジェクトでコミュニケーションが取れるやつがいいなというので結構色々探していて、それでヒットしたのが『京都学生祭典』だったっていう。意外とそんなお祭りがやりたくてとかみんなでワイワイしたくてとかそういうのではなかったかなって。きっかけ自体はこんな感じです。

実行委員1: そうなんですね。では3年間の部署を教えてください。

山田さん:入ったきっかけがそういう理由っていうってのもあって年間交流部に在籍していました。年間交流部の中でも留学生とコミュニケーションを取ったりする方で1回生の頃はやっていましたね。

実行委員2:ちなみに1回生の時はどんな活動していたんですか?

山田さん:1回生の頃は5月くらいに入ったんですけど、9月くらいまでずっと「スープを作ろう」っていう企画をやっていて。京都市が主催しているイベントで、祭典が出店するからどんなことやりましょう、ってなった時に留学生と交流しつつ何かできることがいいねってなって。
日本のお出汁と中国のスープと韓国のスープをそれぞれ出店してプラスアルファで3つのお出汁要素を合わせた“日中韓スープ”を作ろうってことをやりました。
今でも覚えているのは8月くらいはずっとスープの調合をしていましたね。

実行委員2:どこでされていたんですか?

山田さん:企画の開催地は岡崎グラウンドの公園だったんですけどスープをずっと作っていたのは、2人統括がいて、僕ともう1人京女生の女の子がいたんですけどずっとその子の家にこもってやりました。
韓国料理専門のお店とかに副部長と3人くらいで行って干物かなんか買ってずっとスープ作っていましたね。

1ヶ月汁物はその汁物しか飲んでいないんじゃないかってくらい飲んでいました。

 

実行委員1:このスープのお話を以前インタビューさせていただいた方から教えていただいて・・・。スープに結構苦労されたというか、頑張っていたという話を聞きました。

山田さん:そうですね。先輩たちといろいろ話し合ったりだとか、結構大変でしたね!
他には、実行委員集めて日本の和食文化について学ぼう、みたいな研修会を日本料理の先生に開いていただいたんですよ。
その会は2回あったんですけど、1回目の時に1人か2人くらい男子がハーフパンツ履いてきたんですよ。そしたら「礼儀がなっていない」ってことで怒られたり、あとは初めて統括をした企画で、ゲスト講師を呼んで座談会を開く機会があったんですけど。

一通りお話を聞いてから、質問の時間になったときに、全然話を弾ませられなくて(笑)その時俺は何も分からない一回生だったけど、みんなで反省しながら、キャンプラ(キャンパスプラザ京都)までトボトボ歩いて帰った記憶があります。


実行委員1:1回生の頃から積極的に活動しているのが年間交流部だったんですか?

山田さん:そうですね1年間のうちに企画を連続してやっていこうっていうのが
年間交流部だし、僕が1回生の時に統括をやっていた企画の規模が大きかったみたいで。


実行委員1:そうなんですね。続いて、実行委員長も経験されたと思うのですが実行委員長は立候補した形なんでしょうか?

山田さん:立候補した形になります。

実行委員1:立候補したきっかけは何かありますか?


山田さん:そうですね、きっかけは年間交流部での経験が大きくて。
2回生の時は留学生の方ではなくて地域担当の方の副部長になっていたんですね。
その地域担当の副部長は年間通して企画はやるんだけど、大変なのが毎回実行委員を集めないといけない。
集めなきゃいけないとなった時に、なかなかやっぱり集まらない。理由聞いてみたら自分の部署でいっぱいいっぱいみたいな。今他部署のことまで考えられないかな〜とかだった。

それは今となっては理解できるんですけど、実行委員長になろうと思った理由はそういうことがあって、それに対して実行委員ってもっと一つになるべきじゃないかなとか、実行委員の意識とかを変えたら自ずと京都学生祭典自体もうまい方向に転がっていくんじゃないのっていう気持ちで立候補させてもらったっていうのがきっかけかもしれないですね。

こんなお祭りにしたい!っていうよりかは「京都学生祭典実行委員会の内部改革をしたい」っていう気持ちだったかもしれないです。

実行委員1:そうなんですね。すごいですね!次に年間交流部時代に、楽しかったこと嬉しかったことはなんですか?

山田さん:年間交流部時代は2回生の頃地域の一個一個の企画にいろんな実行委員の子を呼んでいこうっていうのが自分の中の目標で、そのためにじゃないんだけど自分が楽しむっていう理由もあって、年間交流部の活動とは別でいろんな同回生たちを毎月集めて遊ぼう!みたいな緩い飲み会みたいなのを開いていて。

そうすると初めてそこで会う同回生とかが結構いて、そういう子に「今度年間交流部がこういうことやってるから、祭典の広報活動の一環にもなるから行こうや」って言ったら実際に来てくれたりとかかな。
やっぱり、それが一番自分のやったことが実になっているというかそういう実感ができた時が嬉しかったし何より参加すると、地域の人に感謝してもらえることになるから、その自分のやったことがうまい方向に転がっていくっていうのがすごいやりがいがあったかな。

実行委員1:逆に辛かったこと・大変だったことはありますか?

山田さん:1回生の頃本祭の1ヶ月、2ヶ月前とかのイベントでステージ運営をしますってなって。
そのイベントで年間交流部がご当地キャラクターたちを呼びまして、ふれあいイベントのようなもののステージ進行を担当していたんですけど。
8月だったんで暑いからご当地キャラクターが動ける時間はここからここまでだって決められていたんですけど、そもそものステージ運営がめっちゃ押してて。
もうステージに入る頃にはもうご当地キャラクターたちのスタミナがヤバイってなって・・・。ステージの脇で業者さんにかなり怒られてしまったことかな・・・。


実行委員2:ご当地キャラクターの中に入っていたのは実行委員だったんですか?(笑)

山田さん:場合によって違うんですけど、その時は専門の方でした。
しっかりとルールを守らないといけないんですけど、
その当時の僕には実力がなくて外部の人との連携で過ちを犯してしまいましたね。


実行委員1:では実行委員長時代で嬉しかったこと・楽しかったことを教えてください

山田さん:実行委員長のやっていることって周りから見えづらいんですよね。けどね実はなんですけど、ほとんど実行委員長って今思い出してみるとやることないんですよ(笑)。


自由でね。だから今思えばみんなの士気をあげるためとか。コミュニケーションが全体として取りやすくなるようにとか。形のないものをするから、自分は2回生の12月とかに就任して翌年の10月までやっていくんですけど、ずっとね実感がないんですよ。「これであってるんかな」って悩みまくるんですよ。


ただ、本祭で最後(グランドフィナーレ)で集まって挨拶している時に見える景色っていうのは本当に今でも覚えていますね。照明が後ろから光っているんで1人ひとりの顔は見えないんですけど。

神宮道(平安神宮)一帯がめちゃくちゃキラキラしていて。
すっごく人がいてみんながこっちをみて拍手してくれているのを鮮明に覚えているし、その瞬間初めてくらいの自分のやってきたことが形になったというか。本当の最後の最後の景色が一番忘れられないし、嬉しかったですね。

実行委員1:そうなんですね!ありがとうございます。逆にやっていることが見えにくいからこそ苦労したこともあったと思うんですけど、実行委員長として辛かったこと大変だったことはなんですか?

 

山田さん:苦労したことはざっくり言ってコミュニケーションを取ることだったと思います。やっぱり200、250人くらいの中の一番上に立っているわけだけど、実はこの中だけではなくて周りの支えてくれている大人の方がいっぱいいて。
その人たちとのコミュニケーションもそうだし、実行委員会内のコミュニティもそうだしっていういろんなところの橋渡しをしないといけなくて。

どういう風に言葉を作ったらいいんだろうとか、どういう風なメッセージを送れば少しでもみんなの意思が共有されてとか・・・すごく抽象的なんですけどずっと1年間それの積み重ねで。楽しかったのかどうかずっとわからないまま闇雲に進んでいくっていう感じでしたね。

それがすっごいしんどかったし、きつかったですけど今思えばそれのおかげで言葉を大切にするようになって。自分の持っている語彙でみんなに伝える力はついて。
嘘をつかなくなりましたね。素直になって、みんなと接することができて。


実行委員1:ありがとございます。では、今のお話にもありましたが、3年間でコミュニケーションを取る上で心がけていたことはありますか?

山田さん:言葉を選ぶっていう点で心がけていたのは全体に話しかける時と、個人に話しかける時の話し方は考えていました。
例えば個人で話しかける時は本当にストレートに言葉を伝えようと思っていて。じゃないと相手に伝わらないと思っていて。なるべく本音で、素直に伝えるようにしていました。


逆にみんな(全体)に話しかける時に辛辣な話をしてもしょうがないので、顔ひん曲がるんじゃないかってくらいの笑顔^^で「みんな素晴らしい」ってずっと言ってた(笑)

本当にそう思っているし、それをきちんと伝えてちゃんとみんなに自信を持ってもらいたかったから褒め言葉しか言わなかったかもしれないな〜。
そういう風に話す人・タイミングを気にしていたかなと思います。

実行委員1:ありがとうございます。祭典での活動はその後に役立ちましたか?

山田さん:そうですね、先ほども少し話した自分の話し方や話すことに対する考え方は1ついい経験だったなって思うんですけど、もう1つは本当に京都に詳しくなりました。
就職活動をしている中で、いろんな出身地の方とかいろんな属性、大学の方と話す1年だったんですけどそういうところで京都学生祭典での経験があったからこそできるなっていう会話とか。それは結構大きいと思います。友達と話すと結構知らないんですよね。
京都学生祭典の中では常識だったりするので、特別な場所にいたんだなと。
そういうところでもらった知識とか経験っていうのはやっと外に出てみてわかりましたね。


実行委員1:そうなんですね。では、次に現実行委員に向けて一言お願いします。


山田さん:最近ふと思って、僕実行委員だった時に「京都学生祭典って誰のためにやっているんだろう」とか「何をしてあげられているんだろう」とかすごい考えていたんですけど、京都の人とか京都の大学生とかも言えるんですけど一番は”京都学生祭典の実行委員”がファンなんじゃないかなって思うんですよね。
だから何をするか、どんなことをするかっていう時に自分たちがこれがあったらいいなって思うことを純粋にやってみるべきだと思うし、それを誰とやるか、どんな風にするかっていうのを考えていくと自ずと勝手に良いお祭りになるんじゃないかなと思いました。だからみんな自分たちがやりたいことをやってください!!


実行委員1:ありがとうございます!最後になめこさんが思う祭典の魅力について教えてください。

山田さん:なんでもできるところじゃないですかね。自分たちがやりたいと思う発想だけでなんでもやれる環境が整っていることだと思うので、もっともっと気軽に考えてみても面白くなるんじゃないかな。なのでそれが魅力です!

実行委員1:ありがとうございます、インタビューは以上になります。本日は貴重なお話をありがとうございました。

 

 

(左:祭典時代のお写真/右:現在のお写真)

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山田聡司(おかわりなめこバー)さん


京都産業大学卒業
第15回:年間交流部所属
第16回:年間交流部所属
第17回:実行委員長

今回インタビューしたのは第15回〜第17回で活躍し実行委員長も務めた山田聡司(おかわりなめこバー)さんでした!

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