村田機械株式会社 | 京都学生祭典

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村田機械株式会社

(1)貴社について簡単なご紹介をお願いします。

創業年は1935年で、今年で87年目の会社です。京都に本社があり、愛知・大阪・東京など全国に拠点があります。村田機械は5つの事業と、それを支える技術として、全く違うことを5つ行っております。繊維機械から始まり、ロジスティック/FAシステム、いわゆる自動化のことや、半導体や工作機械事業部という車の中の部品を作るような機械を作っていたり、コピー機などの複合機なども取り扱っていたりしております。まだ世の中にないものやこれから必要とされる技術を作り出している会社です。 村田機械は非常にグローバルな会社で、海外売上比率が約60%と海外の売り上げの方が高い会社となっております。世界にも38拠点あり、80か国以上の国と取引を行っています。製品の製造自体は日本で行っており、メイドインジャパンの品質を保っています。

(2)近年注目されているSDGs に関して、貴社はどのような取り組みをされていますか。

積極的に社会貢献・社会的に何ができるかという点を心がけてSDGsに取り組んでいます。具体的には、エネルギーをできるだけ皆に、そしてクリーンにということや、つくる責任・使う責任もあります。 また、気候変動に対しての具体的な対策も村田機械全社で取り組んでいます。村田機械は創業当初から「自動化省力化」をテーマに様々な製品を作り上げており、そこには自信を持っております。その面ではお客さんの信頼を得ており、「自動化省力化」が必要とされている中で、村田機械も世界中の人々に必要とされる存在になっていると思います。

(3)私たちは、今年のテーマ「ふれてみぃひん?京文化」をもとに京文化を広めようと日々活動しております。京都の企業として力を入れていることは何ですか。また、貴社が大切にしている独自の文化はございますか。

現在、村田大介社長が京都経済同友会のトップを務めており、京都の企業が多く集まる経済同友会の地域経済発展の取り組みに注力しているというところです。また京都から世界中に向けて技術を発信している会社として、京都全体の経済発展に貢献しているところです。

(4)第19回京都学生祭典のキーワードは「地域共創」です。貴社が地域に向けて現在行っている取り組みや今後行いたい活動はございますか。また、地域との繋がりを感じるときはどのような時ですか。

村田機械は「京都ものづくりの殿堂工房」という小学生向けのものづくりのプログラムに毎年講師を派遣させていただいて、近隣の小学生にものづくりのレクチャーを行っています。また本社に複数の高校生を招き、技術に対する学びのお手伝いもさせていただいています。こういった形で若い人たちに機械メーカーならではの技術の魅力などを発信し続けています。そういった学生さんたちが村田機械の活動を通して、将来技術者になりたいと思ってもらったり、少しでも機械に興味を持ってもらい、就職活動を考える時にこちらの分野を視野に入れていただけたりしたら、村田機械の行っていることも地域貢献や地域の発展につながってくると考えております。

(5)京都の大学生に向けてメッセージをお願いいたします。

今、大学生の皆さんはコロナ禍の状況で大変だと思いますが、少しでも落ち着いてきたら、せっかく京都にいらっしゃるので、歴史のある街ですし色々なところに足を運び、学生のうちにしかできないことを楽しんでほしいと思います。私たち村田機械をはじめ、京都は「BtoB」の世界で活躍している企業が沢山ありますので、京都にどんな企業があるのかを調べてみるのも面白いかもしれません。

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