OBOGインタビュー<岩井茜さん> | 京都学生祭典

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OBOGインタビュー<岩井茜さん>

2021/10/6(水)OTHER

  今回は、第15回〜第17回で実行委員を務めた岩井茜(ティファニー)さんにインタビューしました!

 

実行委員1:はじめに、出身大学とお名前と祭典時代のあだ名を教えてください。

岩井さん:はい。出身大学が、京都女子大学です。本名は、岩井茜といいます。あだ名は、“ティファニー”です。

実行委員1:本日はティファさん、とお呼びしても大丈夫ですか。

岩井さん:大丈夫です。

実行委員1:ありがとうございます。ティファさんのあだ名の由来を教えていただいてもよろしいですか。

岩井さん:はい。私のティファニーというあだ名の由来が、もともと私が入った時、年間交流部のあだ名の付け方が先輩から質問をしてもらって、その質問に回答した内容から派生して、あだ名を決めていくというスタイルだったんですけど。

その時、私が質問されたのが、見ていた好きなドラマとかを聞かれて、結構昔なんですけど『せいせいするほど、愛してる』っていうドラマが昔あったんですね。それで、それを見ていましたていうのを言った時に、そのドラマがちょうど武井咲さんがティファニーていうアクセサリーのブランドの社員さんの役で出てはって、そこから派生して「ティファニーやん!」ってなって、最後ティファニーで決定しました。

 

実行委員1:そうなんですね。可愛い名前ですね。

岩井さん:ティファニーが好きやと思われがちなんですけど、全然持ってないです(笑)。

実行委員1:そうなんですか(笑)。

岩井さん:持ってないので、それだけ答えておきます。

実行委員1:私、あだ名聞いたとき、ブランド名が好きだと思っていました。

岩井さん:違う違う違う(笑)。ほんまに高いものが好きな人と思われるんでやめてください(笑)。

 

実行委員1:まず、祭典に入ったきっかけを教えてください。

岩井さん:祭典に入ったきっかけなんですけど、もともとまず、学生祭典を知ったのが、高校の時に当時京都新聞の四面記事に掲載されていたんですけど。その四面記事を私が見つけて、高校2年生ぐらいの時に学生祭典の存在をまず認識しました。

それはいったん忘れてたんですけど(笑)。大学に入学してサークルを探していた時に、友達に誘われて会議見学と説明会に参加したんですが、その場に行って初めて四面記事の団体と一緒やったんやっていうことに気づいて。

祭典の説明会で PR動画が最初に流れたんですけど、その PR動画見て、学生が持つ秘めた力というか、学生が熱くなって1つの祭りのために本気になっている姿が動画になってて。それを見て、「あぁ、自分も入って頑張れたら大学生活4年間が充実するやろな」って思って、祭典に入りたいって思いました。

年間交流部の先輩がすごい良い人だったので、それですごいこの人たちのところやったら、その当時は下の人の意見をすごい聞いてもらって、意見を吸い上げてもらう、アイディア出しとか、案だしがすごい多かったので、自分たちもこんなペーペーやのに新人で入ってきても、こんなに意見聞いてもらえるんやって思って。全員が主体になれるサークルなんやろなーって思ったのがきっかけで入りました。以上です。

実行委員1:ありがとうございます。祭典に入って熱中できましたか。

岩井さん:もう熱中しまくりましたよ。

実行委員1:そうなんですね!(笑)。

岩井さん:他のことがなんもできんくらい熱中しました。

実行委員1:熱中できますよね。祭典活動すごい、大変で(笑)。

岩井さん:ほんまに大変で(笑)。

 

実行委員1:ちなみに3年間の部署はどこでしたか。

岩井さん:3年間ずっと年間交流部でした。

実行委員1:なんで年間交流部に入ろうと思われたんですか。

岩井さん:さっき話していたことと近いんですけど、年間交流部の会議見学に行った時、その日が夏祭りの案出しだったんですよね。それで、私とか新実(新実行委員)で会議見学に来ている人とかが何人かいたんですけど、その時にみんなの意見を平等に聞くというか、新実の方が新しい意見、何にも偏っていない真っ白な意見が出るからって言って私たちの意見を吸い上げてくれて。当時の部長さんがすごく良い方で、私たちが言ったことを全部叶えよう、反映しようってめっちゃ頑張ってくれはって、

その姿を見て年間交流部っていいなぁって思ったのが1つきっかけです。あとは、子どもたちと触れ合えるという点で、地域の人とか留学生とかもそうなんですけど、国境を越えてというか人の壁を越えて色々な人と触れ合えるっていうのが年間交流部の特徴なのでそれがすごくいいな、どの部署にもない魅力だなと思って、年間交流部を選びました。

実行委員1:実際にどんな国の人と関わりましたか。

岩井さん:実際多かったのはアジア系の方で、韓国、中国、台湾、たまにいらっしゃったのがアメリカの方ですかね。ヨーロッパの国の人とはほとんど出会えなかったんですけど、1回生の頃にはアフリカの方にも会いましたね。

実行委員1:色々な国の方と交流できるんですね。外国語とかも学ばれていたんですか。

岩井さん:いや、私は本当に英語とかが苦手で、カタカナ英語みたいなのをずっとしゃべっていたんですけど、それでも最低限コミュニケーションはとらないといけないので大変でした。

2回生で国際交流の副部長をしていたんですけど、どうしても留学生とメールする機会が増えてしまって。

私は本当に英語ができないので、いつもGoogle翻訳とかを駆使して、その後に英文学科の友達に全部翻訳してもらって、その和訳が私の言いたい日本語とマッチしているのかを調べて、間違ってるよって言われたら、そこの英語を教えてもらってそれでメールを送るってこと毎回やっていました。

実行委員1:すごい地道な努力をされていたんですね。

岩井さん:本当にあれは地道な作業でした。

 

実行委員1:部門はどこに所属されていたんですか。

岩井さん:年間交流部は部門分けをあまりしていなかったので、役職が無い時は色々なことをやりました。私が1回生のころは“ゆるキャラ部門”っていうのがあって、ゆるキャラの中に入ったりしていたんですけど(笑)

1回生のころは国際も地域もゆるキャラも全部に属していました。2回生で国際交流の方にいって副部長をして、3回生で年間交流部の部長をして全部門を統括したって感じでした。

実行委員1:年間交流部時代に印象に残っていることをお聞きしたくて、まず楽しかったことと嬉しかったことはなんですか?

岩井さん:楽しかったことって言ったらなんやろ・・・。イオン企画ですね。イオンモールを使わせてもらって、イベントをするっていうのがあったんですけど、1回生の時にそれの統括をさせてもらって、で2回生で一旦離れたんですけど3回生の時に、イオン企画をプレイベントにしようって話になって、その時に年間交流部に属しているからっていうよりかは執行部としてだったんですけど、その実行本部長をさせてもらうことになって。

プレイベントの実行本部長ができたんですけど、その時に留学生にも参加してもらってのまぁまぁ大々的なことをして、それが多分私の中でいちばん糧になったというかいい思い出だったかなと思います。

実行委員1:色々面白い取り組みされていたんですね。

実行委員2:1回生で統括って持てるんですか。

岩井さん:そう。年間交流部は一応みんな全員に統括が当たるようになっていて、各イベントに一人か二人ずつ統括をつけて、一応その企画書を作ってもらったり。メインではないんですけど、サブとして副部長が横からサポートするので、なんでも1回生のうちからやってもらっていました。みんなに責任感を味わってもらいつつ。意外とみんなの前に立つ機会って1回生の間は少ないと思うんで、全体でというか祭典人みんなに名前とか覚えてもらう機会にもいいかなっていうので、謎に昔からずっと年間交流部は1回生から統括持つっていう風習があります。

実行委員2:すごくいい経験ができますね。

岩井さん:そうですね。横で副部長がいつもアワアワしていました。私もいっぱい困らせたんで(笑)。

 

実行委員1:年間交流部で後輩だったベイビー(実行委員3)はティファさんと一緒に活動していてどうでしたか。

実行委員3:すごい楽しかった思い出があって、それこそイオンプレの話をさっきしたと思うんですけど、留学生と一緒にかるたみたいなのをひっくり返す企画を一緒にやったり、本祭企画で葉書を牛乳パックの再生紙で作るのを先輩の家でみんなでミキサーで交互にやったりしたのがすごい良い思い出です(笑)。

岩井さん:良い思い出ですか?(笑)それは良かった!

 

実行委員1:ミキサーで作ったんですか。

岩井さん:そうそう。再生紙の葉書っていう名目で、牛乳パックを溶かして葉書を作ってました。当時、SDGsを意識してたのと、その葉書にメッセージを書いて海外に送って貰えたら海外の人との交流にも繋がるよねってなってこの企画が生まれました。

 

実行委員1:そうなんですね!逆に年間交流部時代に辛かったこととかしんどかったなってことありますか。

岩井さん:年間交流部時代ってよりはもう祭典全体で3回生が一番大変だったかなって思います。

執行部としてだったら、第17回の本祭が前日まで台風が来ていて。結構大きい台風だったんで前日設営ができず、ずっとその1日暴風警報で私たち動けなかったんですね。とはいえ設営はしないといけない、ステージ建てないといけないってなって、本祭企画で始まる7時間前なんで、朝の3時か4時ぐらいにみんなで動き出して、テントを建てようってなって、骨組み全部移動させてほんとに真夜中の真っ暗な中職員さんと執行部と企画運営部のTK(統括と管理課)のみんなで初めに集まって設営をするっていうのをしたんですけど、それが今までで一番先の見えないしんどさと当日本当に本祭を迎えられるのかという不安がありました。

TT(タイムテーブル)が全部崩れるっていうのが目に見えていたので、設営をしながらTTを全部組み直して全員の動きを変えてっていうのをしたんですけど、それが3年間で一番しんどかったかなっていう記憶です。

年間交流部としてしんどかったことはあんまりなかったです。

 

実行委員1:ありがとうございます。執行部時代に台風で3時からやられていたって言っていたじゃないですか。1回生の時に17回に参加していたんですけど、そんな大変なことになっていたとは思わなかったです。

岩井さん:執行部は毎年先に打ち合わせとかがあるから、何かあったときに会場に一番近くにいとかないといけない人達だったので、みんなで集まって泊まっておこうかっていうのが代々本祭の前日の執行部の動きで。私たちも岡崎のゲストハウスを借りて、本当はそこで寝る予定だったんですけど・・・。

 

実行委員:それを乗り越えた達成感って言葉には表せないものですよね。

岩井さん:もう本当に。当日終わった瞬間何見ても涙が出るみたいな。実行委員の顔見ても、自分の部署のみんなが作った作品とか・・・、その当時、『京の祭てん示場』という大きな写真のオブジェを作ったんですけど、それが出来上がって本祭当日の神宮道に貼り出されたのを見て、涙が止まらなくて泣き崩れていました。いい思い出です。

 

実行委員1:それらの経験がそのあとの社会人とかになっても役に立ちましたか。

岩井さん:一番役に立ったのは、執行部として文章を書く機会が多かったので、文章力が鍛えられたんですね。その甲斐あって、伝えたいことを文章にして簡潔に話すという力が、大学時代に培えたので就活の時にある会社の企業の方に、話す力がうまいとほめてもらえてそれを評価してもらえて入社することができたんです。

簡潔に短い時間の中で祭典の魅力とかをいっぱい語ったんだけど、伝えたいと思ったことを簡潔に述べられていると言ってもらえて、それは祭典のおかげかなと今では思っています。

あと、会社入ってからも名刺交換とかがあるんですけど、そういうのが学生時代から板についていたというか、委員会とかで大人の人と名刺交換する場とかもあったし、今もスムーズに名刺交換ができるので良かったかなと思っています。

実行委員1:うまくしゃべるのに何かコツはありますか。

岩井さん:最初に、まず何を伝えたいかというのを箇条書きで書き出して、それを見ずに頭の中で唱えるようにしています。それが自分の箇条書きメモと一致していれば、当日も絶対スムーズに話せると思うから。箇条書きにしてみて自分の中に落とし込むってことを意識していました。

実行委員1:私も就活で使います!

岩井さん:みんな3回生?

実行委員1:そうです。次4回生になります。

岩井さん:頑張ってください!

実行委員:ありがとうございます。

 

実行委員1:続いてコミュニケーションを取るうえで心がけていたことってありますか。

岩井さん:いいことかはちょっと分からないですけど、祭典人ってやっているうちに熱中しちゃって、けど熱量って人によって違うと思うんですね。

だからコミュニケーション取るときに自分の熱量を存分に出してしまうと相手はおんなじ実委で同期であったとしても、それよもりTOEICの勉強したいとか他に別のサークルの掛け持ちしててそっちが忙しいとかそういうこともあるので、絶対に相手が同じ熱量とは限らないっていうのを先に意識して、相手の状況を先に読んだ上で話をするようにしていました。

実行委員3:私も年間交流部で活動していると、同じようにサークル掛け持ちしていてタスク量が違ったとしても、その子の中での優先順位とかもあるので・・・今の聞いて頑張ろうって思いました。やらないとなって。

岩井さん:部長陣たちがぶち当たる壁です(笑)

実行委員3:頑張ります!

 

実行委員1:現実行委員に向けて一言メッセージをお願いします。

岩井さん:一言じゃ言い切れない(笑)

みんなに一番伝えたいのは、コロナで今まで当たり前にできていたことができなくなってみんな悔しい思いをしていると思うんですけど、今だからことできることというか、このご時世に合った“学生祭典の形”を楽しみにしています!きっと19回のみんならしさみたいなものが存分に詰まった本祭になると思うし、みんなの力でコロナ禍すらも切り抜けて20回、30回に繋げてってください!

 

実行委員1:最後にざっくりになるんですけど祭典の魅力ってなんだと思いますか。

岩井さん:本当にみんな人がいいと思う。全員の居場所というか、誰も本当に仲間外れにしないっていうか、国境を超えてっていう意味でもあるんですけど、絶対どの国の人も祭典に関わったらみんな笑顔になってくれるし、実委もしんどいこともあるけどなんだかんだ言いながらみんな友達になってしまったり?なってしまったりって、おかしいけど(笑)。

今は飲み会とかも少ないと思うけど、すごい先輩がリードしてくれて下の子たちの話す機会とか設けてくれたりとか、そういうサークルというか学生団体って、結構少ないと思うし、参加人数こそコロナで減っちゃっていると思いますけど、それでもやっぱり人間の繋がる力っていうのは多分どこよりもすごい強いんじゃないかなって思っています。

実行委員1:そうですね。貴重なお話をありがとうございました!

(左:祭典時代のお写真(左真ん中)/右:現在のお写真)

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岩井茜(ティファニー)さん

京都女子大学卒業

第15回:年間交流部所属

第16回: 年間交流部所属

第17回:年間交流部所属(部長)

 

今回インタビューしたのは第15回〜第17回で活躍した岩井茜(ティファニー)さんでした!

祭典では貴重な経験がたくさんできます!

あなたも実行委員として活躍し、仲間と最高の思い出を作りませんか?

気になる方はこちらから(https://www.kyoto-gakuseisaiten.com/2021/staff/member)

第19回京都学生祭典本祭は

2021年10月10日(日)開催!

詳細はHPから

京都学生祭典公式HP : https://www.kyoto-gakuseisaiten.com/2021/

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