OBOGインタビュー<村井杏侑美さん> | 京都学生祭典

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OBOGインタビュー<村井杏侑美さん>

2021/9/25(土)OTHER

今回は、第5回~第7回で実行委員を務めた村井杏侑美(そんみ)さんにインタビューしました!

 

実行委員1:まず、出身大学と本名、祭典時代のあだ名を教えてください。

 

村井さん:大学は同志社大学で、名前は村井杏侑美です。祭典時代のあだ名は”そんみ”です。

 

実行委員1:「そんみ」というあだ名はどういう由来なのですか。

 

村井さん:苗字の村から「そん」、名前の美から「み」でそんみになりました。他の人にもインタビューしてるの?

 

実行委員1:今のところ、ふじたくさんにインタビューをしました。

 

村井さん:凄いよね、ふじたくさん。私はふじたくさんに実行委員長を指名されて。こんな凄い人の後に出来るものかと思ったけど・・・。

 

実行委員1:推薦だったのですか?

 

村井さん:一応指名制だけど、その後に投票する場があって、そこで(実行委員長を)やりたいという人がいれば出てくる感じ。

 

実行委員1:推薦されたということは何か大きなことをしたのですか?

 

村井さん:いや、全然何もしていなくて、最初は「何で?」と思いました。3回生は同志社大学のサークルの代表をやろうと思っていたのに、祭典の実行委員長に指名されたから凄く悩んだ。最終的に祭典の方に決めたって感じかな。

 

実行委員1:なぜ祭典の方を選ばれたのですか?

 

村井さん:やっぱり祭典は規模が大きくてやりがいがあると思ったからかな。もう一つのサークルの方は、同志社の魅力を発信しようみたいなサークルだった。だから最終的に京都が好きだったし、京都の魅力を発信出来る祭典の方をやってみたいと思いました。

 

実行委員1:祭典に入ったきっかけが京都の魅力を発信したかったということなのですね。

 

村井さん:はじめはそこまでの使命感は無かった。私はAO入試で同志社大学に入ったんだけど、面接会場で配られていたサークルなどの広報誌の中に『京都学生祭典』というのが載っていて、大学生になったらこんな大きなことが出来るんだと感心し、入りました。

あとは、京都が凄く好きで京都の大学を選んだから、お祭りを作れるっていうワクワク感に惹かれて入ろうと思った感じですね。

 

実行委員1:祭典って部署があると思うのですが、どの部署に属されていたのですか?

 

村井さん:1回生の時は企画運営部で2回生の時は営業部に行きました。3回生で実行委員長になりました。

 

実行委員1:企画から営業に移ったきっかけはあるんですか?

 

村井さん:1回生の時に企画運営部でドリームオーケストラっていう企画があって、その企画を一生懸命やっていたんだけど、8月ぐらいに管理課を頼まれたのでやりました。管理課になって、駐車場管理とか全体で関わる管理をやったのだけど、やっぱり私はドリームオーケストラの企画がやりたかった。

でも2回生になった時にドリームオーケストラの企画がなくなったのね。ドリオケができないんだったら祭典を辞めようかなと悩んでいた時に当時の営業部の部長さんに声をかけてもらって、違うことをやってみようかなって思った。そこで最初の目的に戻ったっていうか。私は京都の魅力を楽しみたくてやっていたのに、ドリオケだけに固執して祭典を辞めるのはもったいないと思った。声をかけてくれたし、別の角度から祭典を楽しんでみようと思い、営業部に行きました。

 

実行委員2:営業部ではどんな風に営業をしましたか。

 

村井さん:第1回から協賛してくださっている企業様のところに行くのと、これまで縁が無かった新規の企業さんに「話だけ聞いてもらえませんか」ってひたすら電話して飛び込みで行ったりもしていました。

 

実行委員1:企画、営業、実行委員長時代でそれぞれ印象に残っていることをお聞きしたいです。

まず企画運営部時代嬉しかったことや楽しかったことはありますか?

 

村井さん:企画運営部時代で嬉しかったのは、ドリームオーケストラという企画で、出演者の人と深く関われたことかな。いろんな大学のオーケストラのところに行って、集まった人たちで作る夢のオーケストラって企画なんだけど、活動を通して出演者さんの熱い思いを感じたんだよね。間近でオーケストラを一から作るのを見て、みんなで作り上げることの達成感を味わうことが出来た。それが楽しかったかな。

 

実行委員1:では、営業部時代で楽しかったこと嬉しかったことはありましたか?

 

村井さん: 営業で実際に協賛してくださる企業さんのもとへ行き、どういう思いを持って祭典に協力してくださるのかを直接聞けたことが嬉しかった。また、『学生の街京都』というのは本当で、祭典に関わっている人を実際に近くで感じることが出来たのも嬉しかったな。

 

実行委員1:協賛してもらうために心がけていたことはありますか?

 

村井さん:協賛企業の方は、学生の京都への思いや、京都の魅力を発信するための頑張りというような学生の情熱に共感してくれていると思っていた。だからこそを感じてもらえるようにプレゼンの勉強や練習をしたり、祭典の魅力を自分の言葉で伝えられるようにしました。

 

実行委員1:ありがとうございます。では実行委員長時代に楽しかったことはありますか?

 

村井さん:最初は苦しかったなぁて思ったけど、執行部の人たちを信じることが出来るようになってからは楽しくなったかな。結構長い間、一人で背負っていたっていうか。でもある時から、同じ思いの人がたくさんいるって気づいた時に、私一人で頑張らなくていいんだというのを感じられて。その時からちょっと楽になって楽しくなったかな。

 

実行委員1:仲間に対する信頼感が生まれたということですね。具体的なエピソードはありますか?

 

村井さん:第6回の時からテーマに「地域」っていうのを打ち出したんだよね。地域の人たちに愛されないと本物の祭りにはならないのではと考えたから。そして第6回から地域の人たちとも積極的に関わろうってことになったんだけど、その「地域」っていうのが実行委員の中であまり理解されなくて。私も全然伝わらないのが辛くて、執行部の人たちと毎日電話をしてた。その時に執行部の人たちが、みんなに私の考えを伝える場を設けることを提案してくれて、そこで実行委員全員を集めて私が今考えている方向を指し示すような集会のようなものを開いたの。

それまで一人でもやもやしていたけど、みんなに頼って自分の考えを伝える必要があるというのを感じて、執行部の人たちに助けられていたなと思った。その時にみんなでやっていてよかったと思ったかな。

 

実行委員1:人に伝えるときのコツとかってあるのですか?

 

村井さん:私も実行委員長になってから、「お前全然だめだな」って何回も言われていた。だからたくさんスピーチの勉強をした。伝えるコツは、まず自分の言いたいことを先に持ってきて言うとか、聞いている人の気持ちになって言うとかそういうことかな。企業様と話すときには、その企業様が一番聞きたいことを考えるとか。話す相手のことで、事前に分かっていることがあれば全部調べてから行っていました。でも何より大事なことは、どれだけ祭典に対して熱い想いを自分が持っているかを伝えることかな。

 

実行委員2:やっぱり事前準備って大事ですね。

 

村井さん:大事!でも実行委員長とかだったら大勢の前でしゃべることとかあるよね。その場合、一応原稿は作っていくけど、要点だけ覚えて後はその場の雰囲気に合わせて話すとかそんな感じだったかな。

本当にね、お前はダメダメだねって言われてたから。

 

実行委員2:僕も言われるんですよ。みんな乗り越える壁なんだと思いました。

 

実行委員1:営業部時代に苦労した事はありますか。

 

村井さん:営業部の時に苦労した事は2つあります。1つは営業部内のことで、私は副部長だったんだけど、部内でメンバー同士の考えがぶつかり合ったことがあって。その時に仲裁役になってフォローしないといけなかったことが苦労したことかな。

もう1つは、営業部の時に8月から京都会館の企画をやるように頼まれた。で、いきなり副部長と掛け持ちで企画の統括にもなったの。8月でギリギリの時に団体さんを集め、企画を考え、メンバーも急遽集めてやらないといけないから忙しかった。

 

実行委員1:先ほどお話でもあったのですが、ソンミさんはコミュニケーションを取るのが上手だなと思っていて。コミュニケーションを取る上で心がけていた事はありますか?

 

村井さん:自分から心を開くってことかな。学生祭典やっている時はコミュニケーションを取るのがだんだん上手くなったの。けど社会人になって、また下手になったなと思う。だから訓練だよね。あとは慣れだと思う。学生祭典だったら自分の役割をどうこなすかということを意識して、その役に必要なスキルを鍛えるために努力した。営業部の副部長の時も、部をまとめるために副部長としての役割はどんな風にしたらいいのかを考えた。

私は今、教師をしているけど先生としての役割はこうかなとか、子どもにかけてあげる言葉はこうかなとかいろいろ考えてコミュニケーションを取っています。

 

実行委員1:では今の実行委員に一言お願いします。

 

村井さん:コロナの中で凄く大変だとは思うけど、先輩とかが繋いできたバトンを今もみんなが絶やさず頑張ってくれるおかげで、学生祭典が第4の伝統祭になっていけると思うし、誇りを持って頑張ってください。

 

実行委員1:最後に祭典の魅力は何だと思いますか?

 

村井さん:学生がやっていることだと思う。

 

実行委員1:学生がやっていることのどこが魅力ですか?

 

村井さん:ゼロから新しいことを考えることが出来ること。新しいことをやっても良いのかとかいろいろ考えてしまうかもしれないけど、OB・OGは毎回新しいものを作り上げて欲しいし、新たなことに挑戦して欲しい。それができるのが学生の一番の魅力だと思うから、それを頑張って欲しいです。今回はどんなことを考えたのかなってワクワクしながらOBたちは観に行っているから、チャレンジして欲しいなと思います。祭典って名前が残っていればみんなそこに帰ってこれるから。だから学生がやっていることが魅力だと思います。

 

実行委員1:なるほど。本日は貴重なお話をたくさんしてくださり、ありがとうございました。私たちも当日に向けて頑張っていきたいと思います。

(左:祭典時代のお写真/右:現在のお写真)

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村井杏侑美(そんみ)さん

同志社大学卒業

第5回:企画運営部所属

第6回:営業部所属

第7回:実行委員長

 

今回インタビューしたのは第5回~第7回で活躍し、実行委員長も務めた村井杏侑美(そんみ)さんでした!

祭典では貴重な経験がたくさん出来ます!

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2021年10月10日(日)開催!

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