KYO-SENSEの活動
打ち水
京都に古くから伝わる伝統的な打ち水とは、着物もしくは浴衣を身につけ、桶と柄杓を持ち、門はきをした後に玄関先でさらさらと水をまくものであり、京都ならではの打ち水は風情を伴うものでした。しかし、今日では水を撒く手段がホース等に変わってきている他、打ち水の存在自体も忘れられつつあり、実際に打ち水を行う人は少なくなりつつあります。
そこで本プロジェクトでは、京都に古くから伝わり、実際に気温を下げる効果のある打ち水を普及していきたいと思い、2008年から岡崎地域、安寧・梅逕地区夏祭りなど京都各地で打ち水を行いました。打ち水を行うことによって地域の方と交流を深めるとともに、学生の環境問題への意識を高めることを目指します。
※KYO-SENSEプロジェクトの打ち水では、環境に配慮し二次利用水である高度下水処理水を使用しています。
風呂敷
戦前、風呂敷は庶民の生活に欠かせないものであり、ものを持ち運ぶとき、贈答品を包むときなど様々な場面で活用されてきました。しかし、戦後になると何度も利用できない紙袋やビニール袋が出回るようになり、多くの場で風呂敷が活用されなくなりました。KYO-SENSEプロジェクトでは、「京都の伝統的な知恵」を現代に生きる若者の感性で学び直し、新しいライフスタイルの提案をします。
2008年、KYO-SENSEプロジェクトの取り組みの一つとして、京都の伝統である風呂敷の普及・再興を目的とし、私たち学生のセンスを活かした、エコにつながる風呂敷を制作しました。
そして、第6回・第7回京都学生祭典では、風呂敷の包み方教室を開催するなど、普及に努めました。
KYO-SENSEロゴ
風呂敷には、全国の学生から公募した「KYO-SENSEロゴマークデザインコンペティション(2008年)」にて最優秀賞を受賞したデザインを採用しました。
総勢34件の応募から、芸術系大学教員の審査、実行委員の審査を経て最優秀賞、優秀賞を決定しました。
コンセプト
このロゴに描かれている京都タワー・鳥居(平安神宮)・金閣・東寺・山鉾・大文字は、「京都らしさ」あるいは「伝統」を、草木は「環境への配慮」を表現しました。そして同じ京都にあるが、建築年代が異なるこれらを一本の線につなげることにより「過去-今-未来をつなげる」という意味を込めています。